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空き家税

あすかるスタッフの山村です。
京都市が提案した「空き家税」創設に国が同意する方針で、全国初の「空き家税」が導入される予定のようです。空き家問題は大きな社会問題になっています。現状、更地になっているよりは、建物がある方が固定資産税が1/3から1/6になるため、こういった空き家問題に拍車をかけることになっています。ちゃんとした相続が行われていなかったため(名義変更を怠っていると、相続人が多数になってしますので大変なことになります。)空き家になっている物件もありますが、そうではない物件もあります。実際、お金の問題が大きいのだと思います。高値で取引できる土地であれば、手持ちの資金がなくとも、なんとでもなるはずです。しかし、取引が難しい、建築基準法の関係上、再建築が難しいそういった物件の場合は手放したくても手放せないなどの根本的な問題があります。そのような土地・建物の場合は、こういった空き家税をかけたところで何も変わらないような気はします。そもそも少子化のすすむ今の現状で、新規にマンション建設が進むのは異常な気がします。もう少し、住宅供給全体の政策転換が必要なのではないでしょうか。新築住宅の供給過多や一極集中など、問題は多々あります。こうしたことが解消されるような政策転換がなされないと空き家問題の解消はなかなか難しいですよね。とりあえず、まだ「空き家税」の導入は先になりますが、今後の動向に注意していきたいですね。

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