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ゴミ屋敷の火事

あすかるスタッフの山村です。
ゴミ屋敷といわれている家で火事があったというニュースがありました。ゴミ屋敷で作業をする際は、本当に火事の危険を感じます。まず、タバコを吸われる方のケースですが、吸い殻が散らばっていたり、ライターが散らばっていたりしますので、当然のように火事の危険が高いです。焦げ跡を見つけると、よく火事にならなかったなと感心してしまいます。それ以外だと電気検討からの出火です。ゴミに埋もれているので、コンセントがわかりません。そして、ゴミに埋もれた中に電化製品があるわけですが、コンセントに差し込まれた状態の物もあったりします。何かの拍子で断線する危険性もあります。そうするとショートして火事になってしまう危険性があります。ゴミ屋敷の中でも、電気が止まっているケースもあります。作業をするには、やはり照明が必要になってくるわけですが、ゴミの中で、前述したように電気器具がショートする可能性もあったりしますので、こういった家の片付けの場合はそこら辺にも注意しないといけないので、神経を使います。闇雲に電気も使えません。他にも、ガスレンジがゴミで埋もれているので、カセットコンロを使用しておられる方も多いです。そしてカセットコンロのガスも使い切らずに飛び散っていることがあります。また、電気が止められている又は照明の電球交換を怠っているといった様々な要因から、懐中電灯などを使用されておられる方も非常に多いです。もちろん使用済みの電池はゴミの中に埋まっています。このように火事の危険性が非常に高いのが、ゴミ屋敷です。幸いにも運よく火災にならなかっただけで、いつ火事になってもおかしくないゴミ屋敷は非常にたくさんあります。その人の家が燃えるだけなら、最悪自己責任といえますが、火事の延焼で被害を被るとたまったものではありません。近隣の方も、注意や警告をしたり、自治体を動かしてみたりとするようですが、敷地内ですと他人が勝手にどうこうすることもできません。ゴミ屋敷の問題は本当に厄介ですね。

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