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「片付けられない」の要因

あすかるスタッフの林田です。

今日はとある片付けられない女性のお話。その方は50代、一軒家に一人で住んでいるのですが、家の中はたたまずに放り出された衣類やネット注文の空き段ボール箱や雑誌、ビニール袋などがあちこちに散乱。台所周りにはペットボトルや空き缶がゴミ袋には入れてまとめてあるが、何袋かたまっている。部屋の床は見えてはいるが、いわゆる汚部屋といった状況。足の踏み場もなくゴミが堆積したゴミ屋敷とまではいかないレベル。生ゴミは意外と見当たらず、異臭もない。

話を伺っていると、いろんな要因がからまって汚部屋の状況を作っているのがわかってきました。

まず家の中がいつからこうなったかというと、昔から片付けは苦手だったというが、一緒に住んでいた母親が片付けをしてくれていた。その母が亡くなり、掃除をしてくれる人がいなくなってから、家の中が散らかっていったもよう。これが要因一つ目。いつも二人で過ごしていた母親との死別に気持ち的にも落ち込むところがあったよう。それでも数年が経って周りの人との関わりもあるなか少しずつ気持ちは前向き、外向きになってきて、家庭菜園をしたり、美容院にも行くようになったけど、でもゴミ捨てはできない。どうやら地域のゴミ捨て場まで家の前の坂道を登って30メートルほど歩いて行かないといけない。しかもゴミ回収の日の朝に出さなくてはいけない。夜の間にゴミ出しはしてはいけないことになっている。女性は夜型生活のひとで、朝は寝ている。そういったことも要因になっていた。自炊もされるので生ゴミはどうしているのかと思えば、庭に家庭用コンポストがあって、そこで肥料にリサイクルしているという。なるほど、それで生ゴミがなかったんですね。ペットボトルやプラスチックごみはだいぶ溜まってからスーパーの回収ボックスに持っていっているそうです。

ゴミ出しの問題さえクリアできればもっときれいなおうちになりそうです。

散らかったおうちも聞いていくとなるほどという要因や原因があるんですね。

そしてスパッと片付けると決めたら、業者に依頼して環境をリセットしてしまうのも方法だと思います。

 

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