先日、大阪市西区にて遺品整理作業をしました。

故人はまだ若い20代。色々な事があっての事が自ら命を絶ったそうでした。

仕事柄年間では何十件ものいわゆる自殺した現場での作業はしておりますが、その部屋ではいつまで経ってもなれる事の無い、空気というものが残っているのです。遺族様からしても突然の死に現実として捉え切れていない状態で、遺品整理もままならない状態でも、悲しみを乗り越えていかなければいかないと強い決意を持って臨む方もいれば、落ち込みのどん底からなかなか上がってこれない方。様々です。今回の遺族様は一生懸命対応されていたと思います。思い出の品や写真、洋服といったものも大切に箱に詰めて持ち帰るとの事。我々スタッフが仕分け分別をして遺族様が確認するといった感じでう、非常じスムーズに作業が進んだように感じました。持って帰れないものに関しては不用品としての処分になりました。普段の福祉住環境整理（介護整理）などの生活の整理と違い。自殺された部屋の遺品整理をするという、いつもとは気持ちの入り方も変わる現場でした。ご遺族様にお悔やみを申し上げるとともに故人様のご冥福をお祈りいたします。

作業前

作業後